13日目 湖西(静岡)~浜松~藤枝~焼津
静岡の自転車ルートがいかに複雑で分かり辛いかは
ネットで静岡の進み方を調べるとわんさか出てくるアドバイスの記事から察せられるけど
それを身をもって理解した1日でした
道の駅「塩見坂」を6時頃に起きて早めに出発
バイパスの複雑な側道を通ってなんとか入った道の駅でしたが、出口も同じく鬼畜でした
なんせ農道を通ってメインの道路に合流しないといけないという
Googleマップで一番拡大しないと出てこないような農道のきっつい坂を登ってなんとか大きな道に合流
いきなり体力を消耗する
朝から浜名湖を渡れるということで、琵琶湖大橋のような感動を期待してたんだけど
この風情のなさよ…
その後に襲い掛かってきたのが雨
浜松まで10キロちょっとだったので、出来れば浜松まで行ってから雨宿りしたい
ということでレインウェアに身を包み、荷物をゴミ袋で包んで出発したものの
これが走りにくいのなんの
顔に雨粒が当たるのは避けられないのでメガネに水滴が付いて視界が悪くなるわ歩道の段差は激しいわで
疲れ果てながら浜松に着いたのが9時頃
今後もし1日中雨降ることがあっても余裕もって休めるくらい毎日頑張って距離稼ごうと決意しました
浜松駅では駅前グルメがまだまだ空いておらず、仕方なく牛丼でちょっとだけ腹を持たせる
そうこうしているうちに雨が止んだので、いよいよ先に進んで待望のアレに行きます
そう
静岡にしかないチェーン店「さわやか」
前訪れたときに食べる機会を逃したので今回絶対行きたかったのです
話題になるのもわかるおいしさ
ただ、デミグラスソースかオニオンソースかって聞かれて前者を選んじゃったけど、地元民は100%オニオンソースで食べるとのこと
どうやらおのぼりさんであることを露呈してしまっていたらしい…
次回はきちんとオニオンソースでいただきたく思います
さて今日の試練の本番はここから
おそらく磐田から藤枝までは、海岸を沿って行くルートと金谷峠を越えるルートがあったのだけど、
特に考えずに距離が短いほうでいいや!って後者を選びました
これがすべての間違いでした
まず入口への入り方が「国道1号線の途中に標識もなく突如現れる、右手に伸びる側道に入る」なんだけど
これを見逃して国道を進むと自転車通行禁止ゾーンに入って立ち往生することになるらしい
なんじゃそりゃ
何とか見つけて坂を登っていくも、だんだん傾斜がシャレにならないレベルで急になってくる
登山でも厳しいような傾斜になったときにさすがに何かおかしいと思ったけど、携帯のナビが示すルートはこれ…
どのくらいキツいかっていうと自転車押して進もうとしたら靴が滑って体ごと転げ落ちそうになるレベルです
これがその坂の1つを登った後に後ろを撮った写真です
汗を吹き出しながら一歩ずつゆっっっくり押して進んでいって、
進んでる途中に看板が立ってて、見てみると
「金谷峠ハイキングコース」の文字
なんで自転車でハイキングコースを登らにゃならんのだ(;´Д`)
とはいえ登ったあとの風景はやっぱり綺麗
これを見届けて、あとは降りるだけと思ったら…
猛烈な下り坂の後にまた登り坂になって、
なんかナビがありえないルートを示してる気がする…
いやいやいやさすがにこれはない
と思って無視して進むと「ルートから外れました」の警告
マジ???
後々調べたところ、ナビのミスとかではなくマジでこれを通った自転車乗りの情報がちらほらとネットで見つかりました
まぁ荷物を積載してない自転車なら持ち上げてなんとか進めるだろうけど…
荷物満載の今の自分には無理です、ていうかパンクする
これを通るのを諦めて他のルートをマップで模索するも、
もはや道としてマップに出てこないような小さな道路があったりしてもうわけがわからない
相当迷って、日暮れの時間に焦りながら
迷路で細くて傾斜がっつりな路地をすり抜けて
なんとか出口の金谷駅に到着…
今日の目標は静岡駅の手前にある宇津ノ谷峠の道の駅だったけど、
日暮れが近い上に、明日もわりと長距離の修羅場になることが予想されてたので
宇津ノ谷峠の手前の焼津ってところで
コインランドリー・銭湯・ネットカフェと全部利用して、エネルギーを回復することに
いやぁキツかった…
本日の走行距離…87.35キロ
途中の迷った部分とか再現不可能なのでけっこう適当なルートです
あれだけ苦労して100も行ってないのは納得いかない…